RICOH Value Presentation 2019
開催レポート
-令和元年:新時代の企業生産性を革新するICTと働き方改革-
- 6.25 TUE
- 6.26 WED
東京国際フォーラム
- 主催・協力
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- リコージャパン株式会社
- 株式会社リコー
- リコー販売店会
- リコージャパンビジネスパートナー
6月25日(火)-26日(水)に開催致しました「RICOH Value Presentation 2019」は、おかげさまで大盛況のうちに終えることができました。ご来場いただきましたお客様、ご協力いただきましたパートナー各社の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
RICOH Value Presentation 2019では、私たちが取り組んで参りました課題解決への改善活動を社内実践事例として、ご来場された多くのお客様にご紹介しました。
展示会場の入口では、「SDGs」や「5G」などの2019年のキーワードをテーマとし、ビジュアルによる空間演出をご体感いただきました。
THETA 360°カメラで撮影しております。
詳しくは、「https://www.theta360.biz/」
働き方改革の展示ゾーンでは、「長時間労働の是正」・「コミュニケーション」・「テレワーク」・「人財教育」・「ワークプレイス」・「Office 365」の6つのゾーンに分け、働き方改革に関するリコージャパンの社内実践事例を展示・紹介しました。
2019年4月に施行開始された働き方改革法案に基づく勤怠管理について、5つの業種別にソリューションをご紹介し、ご好評いただきました。また社労士と弁護士、リコージャパン人事・総務担当者による無料相談コーナーにも多くのお客様にご参加いただきました。
“相手の状況や要件に応じた「報連相」はじめませんか?”をテーマに名刺の電子化・連絡先管理・コミュニケーション強化ソリューションをご紹介しました。実演販売士「まかせんしゃい井上氏」による名刺電子化の実演の効果もあり、多くのお客様が足を止めていました。
リコージャパンが取り組む「場所にとらわれない働き方」をツールの紹介だけでなく、実際の運用ルールと合わせてご紹介しました。またツール導入から展開・活用により得たノウハウもお客様の働き方改革をカタチにしていただけるよう、ご紹介しました。
時間も人もいない中でどのように従業員を育成していくのか?スマートフォンから動画を活用しe-Learningを受講できるソリューションをご紹介しました。スマートフォンからの受講により、場所を問わずスキマ時間の有効活用に効果的な手段をご紹介しました。
「セキュリティをカンタンに」をキーワードに、進化したAI/クラウドを活用した高機能でありながらカンタンに使えるセキュリティソリューションをスクラムパッケージを中心にご紹介しました。ミニステージでは21回を超える講演が実施され、展示ブースも含めお客様の熱気と共に活気あふれるゾーンとなりました。
最新のサイバーリスクをご紹介しました。有効、且つ手間いらずのソリューションの数々に今後対策を強化していきたいというお客様が多数いらっしゃいました。
「メール誤送信防止」をキーワードにご紹介しました。多くのお客様がおっと!と言う人的ミスを経験されており、自動で注意喚起や添付ファイルの暗号化をしてくれる機能にお客様も高い関心を示していました。
働き方改革に伴い、スマートフォンなどのモバイルデバイスの業務利用を検討している、または既に活用しているお客様も多く、効率的なセキュリティ対策に高い関心を示していました。
セキュリティの運用や対策にリソースを割くことなく、AIが自動的に対策とインシデント対応を行うソリューションをご紹介しました。多くのお客様に関心を持っていただき、導入のご検討をいただきました。
企業の生産性向上に向けて、お客様の基幹業務に関わる課題解決が求められています。「業務を自動化したい」、「人手を増やさず売上拡大するには」、「紙に関わる業務の軽減」、「企業間取引の効率化を図りたい」といった課題に対し、リコージャパンの社内実践事例を絡めながら、解決方法と改善効果をご紹介しました。
3種類のRPAソフトウェアをデモで比較しながらご覧いただきました。相談コーナーでは詳しいスタッフがRPAの導入から展開までのノウハウをご紹介しました。昨年以上にRPAや社内実践事例に対するお客様の期待の高まりを感じました。
企業間で取り交わされる情報は多くが紙媒体であり、業務課題も沢山あるのが現状です。リコー独自の帳票解析技術と画像処理技術を搭載したAIが、請求書内の請求日や請求元名称等を自動認識し、一括OCR処理します。お客様の関心が高く、業務改善ニーズの高さを感じました。
近年多く発生している自然災害。お客様に防災やBCPに関心を持っていただきたいという想いで、本年度も展示しました。巨大地震や自然災害の脅威を認識していただき、従業員の命を守り、事業継続をいただくための対策例に多くのお客様から関心をいただきました。
FAXで注文書を受領されているお客様は想像以上に多く、クラウドFAXソリューションの「自動受領返信」、「加筆返信」、「自動仕分け」機能が好評でした。本来手作業で行っている部分が自動化できるので処理スピードアップを図れます。
業種課題解決ゾーンでは「製造」「建設」「福祉・介護」「医療」「不動産」「運輸」「観光」「印刷」の8業種を展示しました。今年は、各業種ごとのパネルで『お客様の仕事の流れ』、『業務ごとのお困りごと』に沿って『提案ソリューション』をご紹介できるようにしました。お客様からは「どの業務に効果があるソリューションなのか、大変わかりやすい」とのお声をいただきました。
製造業エリアでは、「人手不足」を補いながら「生産性向上」につながる様々なツールをご紹介しました。特に3Dプリンター、図面比較ソフト、現場見える化ツールは、多くのお客様が足を止められ「自社の生産性向上に具体的に役立ちそう!」とのお声をいただきました。
建設業エリアでは、特に、人手不足による業務負荷が深刻な“施工管理”に注目が集まり、「原価管理」「協力業者との情報共有」などにお客様が多く集中しました。お客様の経営課題として共感いただき、解決ツールの説明に熱心に耳を傾けていただきました。
福祉・介護業エリアでは、介護人材不足の対策として、記録業務や見守り業務の負担を軽減するソリューションを展示。特に夜間のナースコール対応や徘徊対策等、高齢者福祉施設の直面する課題は、他業種からの関心も高く、長く足を止められて説明に聞き入るお客様も多くいらっしゃいました。
印刷業のエリアでは、リコーラグビー部「BlackRams」のコンテンツをベースに、通常では印刷が難しいメディア(ユポやLIMEXなど)やPro C7200Sシリーズでできる5色目の印刷をご紹介いたしました。「今はこんな印刷ができるの?」「以前から相談を受けている仕事に対応できる」と印刷業のお客様だけでなく、多くのお客様より関心のお声をいただきました。
ViCreA(ヴィクレア)とは、私達のワークスタイル変革へのチャレンジを、お客様にご体感していただく空間、「LiveOffice」です。本ゾーンでは、環境配慮型ビルのVR体験やRE100の社内実践事例を紹介しました。またリコージャパン全国25拠点のオフィスをTHETA360°ツアーでご覧いただきました。
RE100についてはお客様の関心も高く、RE100の具体的な取り組みについて多くのご質問をいただきました。
エピローグにてViCreAのご来場のお申込みを受け付けました。お客様から多数の来場のお申込みをいただきました。
エピローグではリコージャパンのSDGsへの取り組みや、SDGsの達成に貢献するソリューションをご紹介しました。SDGsへの取り組みはオリジナルのSDGsポロシャツを着たSDGsキーマンがご紹介しました。多くのお客様が非常に熱心に耳を傾けていました。SDGsの各ゴールに対する宣言をご来場の皆様にデジタルメッセージボードで書いて頂くことで、東北への桜の植樹に貢献する取り組みも実施しました。
セミナーでは、お客様の課題毎に3テーマに分け、ご紹介しました。
経営課題を解決した改革の実践者、業界を牽引する各分野の第一人者より、経営層の方に向けて、企業経営のヒントとなる事例やノウハウをご紹介した「エグゼクティブセミナー」
リコーグループ各社で抱える様々な課題解決への取り組みを通じて得られたノウハウを実践事例としてご紹介した「社内実践セミナー」
さらに、働き方改革をはじめ、お客様が抱える様々な課題の解決策を実践事例や最新のICT活用事例を交え、実務者の視点でご紹介した「課題解決セミナー」、約50セッションのセミナーを開催しました。
株式会社NTTドコモ
代表取締役副社長
丸山 誠治 氏
ダイヤ精機株式会社
代表取締役社長
諏訪 貴子 氏