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コラム:学術プレゼンテーションのヒントと失敗

vol.10 リモートプレゼンテーション

リモートプレゼンテーションとは何でしょうか?
遠隔地にいる人に対してプレゼンテーションを行うか、遠隔地からプレゼンテーションを行うことです。
わかりやすく言えば“TV電話”です。TV電話は大阪万博で認知されSFの世界から現実の世界に
降りて来ました。21世紀そのものです。「働き方改革」が叫ばれる昨今、テレワークの切り札です。

テレワークはTV使った仕事のスタイルだと初めは思っていたのですが、正しくは「『tele = 離れた所』と『work = 働く』をあわせた造語で、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと」(一般社団法人日本テレワーク協会)でした。

TV電話を使った仕事のスタイルは、最もテレワークに適したその象徴です。コミュニケーションはメラビアンの法則通り半分以上が対面による恩恵です。海外からのゲストスピーカーに画面上に登壇してもらい、プレゼンテーションを進めるのは大変に効果的です。
TV中継ではなく「TV電話」と言うのが鍵です。TVは一方通行ですが、電話はインタラクティブでスピーカーとリスナーのコミュニュケーションが基本です。プレゼンテーションもコミュニケーションが基本なので一方通行にならないようにTV電話のシステムが大変有効なわけです。
大規模なTV会議システムはn:nでプレゼンテーション向きではありません。Face TimeやLINEのビデオ電話は1:1で、1:nやn:1のプレゼンテーションには不向きです。その中間的なWeb会議システムが理想でしょう。

プレゼンテーションでは「見せること=魅せること」に繫がります。最近のSNSはInstagramが流行りです。それは一枚の写真が“気持ち”を伝えるにとても有効な手段であることに若者は気がついているからです。これが動画であればもっと情報量が増える訳です。YouTuber(ユーチューバー:ユーチューブで情報発信する人、英語ではYouTube Personalityが一般的)の出現も今風な現象です。
ではリモートプレゼンテーションを上手く進めるにはどうしたら良いでしょうか…
続きはまたの機会に。
これで、コラム「学術プレゼンテーションのヒントと失敗」はいったん終了です。

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